大田原市の土地評価額の傾向とは?

住宅の構造や仕様以上に住み心地を左右する要素が、住宅を建てる土地選びです。
エリアによって住みやすさが大きく変わるので、価格だけでなく、利便性や環境などを考慮して選ばなければなりません。
栃木県大田原市は豊かな田園が広がるのどかな町である一方、近年は工業団地の造成と大手企業の誘致で工業都市として発展しつつあるエリアで す。

ここでは、大田原市の土地評価額の傾向とともに住む場所としての魅力をまとめてみました。

大田原市の土地評価額の傾向

県庁所在地である宇都宮市から、車で約1時間の大田原市(おおたわらし)。
2016年における地価公示地価は、平均30,483円/平米でした。前年に比べ、1.14%のマイナスです。
栃木県内の25市区町村では18位にあたります。
大田原市の公示価格は2003年から少しずつ下落してきました。
もっとも高かった1994年の8万1千円/平米からすると、38%程度になっています。
ただし、下落幅は2003年以来もっとも小さくなりました。

公示価格の見直しは年に1度なので、実勢価格に比べて変動が遅れるものです。
下落幅の縮小は全国的な地価の上昇の影響が大きいと思われますが、底値に近づいているからとも受け取れますので、今後上昇に転じる可能性もあ るかもしれません。
大田原市の土地を購入するなら、現在はチャンスといえるでしょう。

大田原市の歴史

扇端湧水地帯に近く、古来豊かな水に恵まれてきた大田原市。
その影響もあって、江戸時代以降は奥州街道の宿場町として多くの旅人を迎え入れてきました。戊辰戦争の会津藩による襲撃で焼失するまで大田原 城の城下町であったため、旧市街地は敵襲を防ぐため道幅が狭くなっています。
俳人として知られる松尾芭蕉はこの地を愛し、「奥の細道紀行」でもっとも長く逗留したのだとか。
国宝「那須国造碑」が700年に建立されており、古墳の出土も多いことから、長く栄えてきた歴史豊かな土地柄がうかがえます。
近年では大手上場企業の工場誘致に加え、都市計画道路沿線に大規模な小売店の出店が増えてきました。
県北地域における一大商業エリアとして発展を続けています。


まとめ

ここでは大田原市の土地評価額の推移に加え、土地の歴史についてもご紹介しました。
もうひとつ大田原市は子育て支援に関する施策に力を入れており、「子育て支援券」制度による基金創設や子育てサロンをはじめとする交流機会の 強化、また市内小・中学校の給食費無料化も県内で唯一実現しています(2018年現在)。若い世代のご夫婦で定住予定の方は必見です。
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