矢板市の土地相場情報を公開

栃木県北部にある矢板市は高原山の麓に広がる地域で、人口およそ3.3万人の小さな市ですが周辺を大田原市、那須塩原市、さくら市に囲ま
れ、栃木県庁塩谷庁舎も設置されるなど、塩谷地区の行政的な中心となっています。
今回はそんな矢板市の土地相場情報をお伝えします。
矢板市の土地情報
・矢板市の概要
矢板市は高原山の麓に広がる人口3.3万人の市で、箒川、宮川、内川などの河川が流れるほか、山岳地帯や森林、里山に囲まれています。水源の
森百選に選定される高原山水源の森や森林浴の森百選に選定される栃木県民の森、八方自然休養林、八方ヶ原があるなど自然豊かな地域です。
東京からは約130km、県庁所在地の宇都宮からは約30kmに位置し、市内には東北本線宇都宮線片岡駅と矢坂駅があり、東北新幹線宇都宮
駅~那須塩原駅が通過します。
・矢板市の土地相場
2016年3月の公示地価では矢板市は坪単価9.9万円で、前年比-2.85%となっています、栃木県の公示地価が坪単価13.8万円、前年
比-1.77%となっているため県全体と比べると下落率が大きかったことがわかります。
1975年以降最も矢板市の地価が高かったのは1992年、1995年、1996年の坪単価26.3万円で、その後、下降が続き、最盛期と比
べると現在は4割弱ほどにまで落ち込んでいます。
ちなみに、栃木県の平均地価が一番高かったのが1992年の坪単価46.7万円で現在、3割弱にまで落ち込んでいることと比べると、矢板市は
比較的緩やかな下降が続いているといえます。
・矢板市内の地価ランキング
矢板市内の地価(2016年)を見てみると、最も公示地価が高かったのが矢板駅より東側の末広町43-11が坪単価15.7万円、西側の扇町
1-8-19が坪単価11.9万円、扇町より西にいった鹿島町11-31が坪単価9.6万円、駅から西に1.1kmほど離れた上町17-14
が坪単価8.2万円、と矢板市を中心に、駅に近い程地価が高くなっていることが分かります。
栃木県内における矢板市の土地相場
栃木県内における矢板市の地価としては、9位の坪単価10.1万円の上三川市、
10位の坪単価10.1万円の大田原市に次いで11位となっており、以下12位坪単価9.7万円佐野市、13位坪単価9.7万円日光市となっ
ています。
まとめ
宇都宮線の駅に近いほど地価の高い傾向にある矢板市ですが、宇都宮線沿線の平均地価と比べると、比較的安く住むことが可能です。
栃木県北部の街では、市内にJR宇都宮線2駅を擁し県都宇都宮まで30分圏内であるほか、東北自動車道の矢板I.Cなど首都圏へのアクセスに
あ
たって交通面で県北側の玄関口となっていることもあり、面積や人口が少ないながらも根強い人気の地域となっています。高校卒業までの通院時・入院時
の負担の助成があることや、保育所・小学校も十分にあるため、子育てをするには非常に良い環境といえますので、一度足を運び、直接見て頂くこ
とも良いかもしれません。
土地選びの観点や、どう選べばいいかお悩みの際はいつでもご相談下さい。