マンションと一戸建てではどちらがいい?

マイホームを購入する場合、マンションにするべきか一戸建てにするべきか、ということを悩まれる方は多くいらっしゃいます。決して安くない
額ですので、絶対に失敗はできない買い物ではないでしょうか。
購入後に後悔をしないように、分譲マンションと一戸建てのそれぞれにメリット、デメリットを把握したうえで、自身のライフスタイルに合うのは
どち らかを考慮して選択できるようにしましょう。
一戸建てのメリットとデメリット
ます一戸建てのメリット、デメリットには以下のようなものがあります。
◇メリット
一戸建てのメリットとしては、自由に増築や建替えができる、管理費や修繕積立金などがかからない、上下階や隣室の騒音を気にしなくて良いと
いった点が挙げられます。
一戸建ては土地と建物は自分の所有物となるため、自由に増築や建替えができますし、空いた土地を畑をしようが駐車場にしようが自由です。
また、すべてを自分で管理するため、マンションのように管理費や修繕積立金はかかりません。
◆デメリット
一方、デメリットとしては中心部等の地価が高い土地では建てづらく、また同じ条件であればマンションより高額になることが多いです。
また、修繕積立金を積み立てる必要がない代わりに、自分で計画的な修繕を予定して、自己責任でメンテナンスに気を配らなければならない、と
いった点が挙げられます。
分譲マンションのメリットとデメリット
次に分譲マンションのメリット、デメリットには以下のようなものがあります。
◇メリット
分譲マンションのメリットとしては、空き巣や放火といったセキュリティ・防犯対策がしっかりしているケースが多いことや、断熱性や陽当たりの
良さといった点で一戸建てよりも性能が高いことが多いです。
また、基本的には利便性の高いエリアに建てられている場合が多いため、同じような条件で建てる一戸建てよりも生活の利便性は高くなる傾向にあ
ります。
◆デメリット
一方、分譲マンションのデメリットとしては、管理組合への参加義務があったり、周辺への騒音に気を遣わなければならなかったりと、建物をある
程度の世帯数で共有して住むための面倒臭さが挙げられます。
また資産面からみると、新築から最初の10年程度は売買しやすい面もあるものの、築30年を超えるようになってくると、最終的に土地の資産価
値が残る一戸建てと比べて、どうしても見劣りしてしまいます。
まとめ
一般的には、駅近など立地条件を求めるのであれば分譲マンション、郊外で周りの入居者を気にせず暮らしたいのであれば一戸建てを選ばれると
良いでしょう。とはいえ、これらはあくまで一般的なもので、最初に一戸建てかマンションが良いかの判断の参考にするのには役立ちますが、建物
や分譲地などを一度見学して検討してみることが何より一番です。
物件ごとの立地条件や建物の状態なども影響しますので、それぞれのメリット・デメリットを勘案して総合的に判断することが必要です。