那須塩原市の土地相場情報

那須塩原市は栃木県の最北部に位置する栃木県北部最大の人口を擁する都市です。2005年に黒磯市・西那須野町・塩原町の3市町が合併して
誕生した市で、市内に複数市街地が形成される多核型都市ですが、JR那須塩原駅前を中心街とする新市街の形成にも動き始めています。日本有数
の温泉地があるなど観光地としても有名です。
今回は那須塩原市の土地相場情報についてお伝えします。
那須塩原市の土地情報
・那須塩原市の概要
那須塩原市は栃木県最北部の市で、人口約11.8万人、栃木県内人口は第6位で面積は日光市に次いで第2位となっています。東京からは約
150km、県庁所在地の宇都宮からは50km。東京-仙台間のほぼ中間地点に位置する立地となっており、両都市への所要時間はほぼ同じで
す。広大な那須野ヶ原扇状地、塩原温泉郷、那須連山の一部などを含み、市内には東北新幹線・JR宇都宮線の那須塩原駅と、JR宇都宮線西那須
野駅、黒磯駅があります。
・那須塩原市の土地相場
那須塩原市の土地相場は、2016年3月に発表された公示地価によると坪単価9.5万円となっており、前年比-1.99%となりました。栃木
県平均は坪単価13.8万円で前年比-1.77%と県全体の下落幅より大きくなっています。
1975年以降最も地価が高かったのが1995年の坪単価27.3万円で、それ以降低下傾向が続いており、現在はおよそ3分の1になってい
ます。参考値としてではござますが、栃木県の平均地価で1975年以降最も地価が高かったのは1992年の46.7万円で、こちらも現在は3
分の1以下の13.8万となっています。
・那須塩原市内の地価ランキング
那須塩原市内の地価を見てみると、もっとも公示地価が高かったのが西那須野駅より120mの永田町3-3で坪単価15.9万円、以降、那須塩
原駅のある大原間545-6が坪単価13.9万円、塩原温泉郷を貫く国道400号線をメインとした塩原バレーラインの中心付近である塩原古町
738番地が坪単価11.5万円、黒磯駅より290mの黒磯幸町6-32が坪単価11.3万円となっており、西那須野駅、那須塩原駅、黒磯駅
周辺や塩原温泉郷付近の地価が高いと言えます。
駅地価ランキングでは1位那須塩原駅坪単価13.9万円、2位西那須野駅坪単価9.8万円、3位黒磯駅坪単価7.8万円となっており、那須塩
原氏の駅上昇率ランキングでは、1位が西那須野駅で前年比-1.60%、2位が那須塩原駅で-1.87%、3位が黒磯駅で-1.87%となっ
ています。
栃木県内における那須塩原市の土地相場
栃木県内における那須塩原市の地価としては13位の坪単価9.7万円の日光市、14位の坪単価9.5万円の
さくら市に次いで15位となっており、以下16位坪単価9.0万円真岡市、17位坪単価8.6万円栃木市となっています。
まとめ
東北新幹線の停車駅の存在や、東北自動車道のI.C.を2箇所擁し高速バスが運行されるなど、東京都心部へのアクセスも比較的良好な地域で
す
が、土地の相場としてはそれほど高くなく、住みやすい土地です。土地相場の下落幅も年々緩やかになっていることから、購入のタイミングとして
もよいでしょう。
県北地域の交通の要所であり、広大な自然に囲まれているというだけでなく、18歳まで医療費が無料という子供に対しての手厚い制度もあるエリ
アとなっておりますので、是非選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
土地探しに関してお悩みの際にはいつでもご相談下さい。